降下剤とグレープフルーツ
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血圧降下剤とグレープフルーツジュースを一緒に飲むとカラダに悪いといわれています。
実際に各製薬会社の血圧降下剤のカルシウム拮抗剤とグレープフルーツジュースを一緒に飲むと、薬剤が効きすぎてしまい、血圧が低下することがあると薬剤の添付文書には記載されています。
カルシウム拮抗剤は、肝臓の酵素によって分解され排泄されます。
この肝臓の酵素・肝代謝系のCYP3A酵素は、グレープフルーツに含有されるフラボノイド、トリテルペイノドなどによって働きを阻害され、カルシウム拮抗剤が分解されず血中濃度が2〜4倍になり、血圧が極端に下がると考えられていました。
何故注意喚起がグレープフルーツではなく、グレープフルーツジュースなのかというと、この阻害物質はグレープフルーツの果肉には含まれず、皮や皮と果肉の間の白いふわふわした部分にあるためです。
しかし、最近の研究ではこの阻害物質が従来言われていたものと違い、フラノクマリン誘導体という物資ということがわかりました。
このフラノクマリン誘導体は、グレープフルーツの果肉に多く含まれ、他のかんきつ類(オレンジ、蜜柑、レモン、夏みかん、ボンタンなど)には含まれず、グレープフルーツ特有の物質であることがわかりました。
そのため、グレープフルーツジュースだけではなく、グレープフルーツ自体も危険ということです。
グレープフルーツを摂った後、この物質の影響は10時間程度持続することが分かっています。
尚且つ血圧降下剤カルシウム拮抗薬を服用後2時間は胃腸に停滞しているので、2時間後までグレープフルーツを食べるべきではないという研究結果が提示されています。
血圧降下剤・カルシウム拮抗薬を服用することを辞めることはせず、医師とちゃんと相談の上、グレープフルーツの摂取をして下さい。
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